ABOUT
MESSAGEメッセージ
誰もが宇宙に
手が届く未来を
つくる
インターステラテクノロジズは2005年、宇宙機エンジニア、科学ジャーナリスト、作家ら有志が集まり、「なつのロケット」として活動を始めたのが始まりです。2013年に北海道大樹町を本社に事業を開始しました。当時、アメリカでは既に民間宇宙ビジネスが動き出していましたが、日本ではほとんど誰もピンと来ていない時代でした。
インターステラテクノロジズはあるべき未来を予測し、その未来を実現していく会社です。誰も信じていないときに、まず一歩を踏み出し、真面目にものづくりに取り組み、周りを巻き込み、着実に実績を重ねてきました。そして2019年、国内民間単独開発のロケットとして初めての宇宙到達、2021年にはひと月に2機連続での宇宙到達という大きなマイルストーンを達成しました。数えきれない試行錯誤と苦労の連続でしたが、原動力となったのは、誰もが宇宙に手が届く未来を自分たちで実現したいという想いでした。
ロケットは
輸送業
宇宙産業は2040年に100兆円を超える巨大産業になると予測されていますが、これから加速度的に進化し、インターネットで経験したような大きなイノベーションが起きると考えられています。宇宙は今後間違いなく、地球にとって普通の経済圏となり、宇宙利用はより日常的で気軽なものとなっていきます。
宇宙への唯一の輸送手段であるロケットは、IT産業でいうとGAFAMのような、宇宙産業の根幹そしてプラットフォームです。人工衛星は半導体の進化などで小型化が進み、民間企業の参入によって打ち上げたいニーズは大幅に増えてきました。一方で、ボトルネックとなっているのが人工衛星を運ぶための輸送インフラです。私たちは低コストなロケットを、高頻度に打ち上げることで、国内はもとよりアジアにおける宇宙産業のプラットフォーム構築に貢献していきます。
ロケット、衛星。
そして地球を
変えていく。
私たちが今開発しているのは、特に需要が伸びている小型人工衛星を打ち上げるためのロケット「ZERO」です。その先には人工衛星開発部門Our Starsとの垂直統合、さらには北海道・日本に宇宙関連産業の一大サプライチェーンを形成することを見据えています。
宇宙産業が今後どれだけ発展し、地球の課題解決に貢献していけるかは、宇宙輸送を担うロケットと、宇宙利用のハードウェアである人工衛星という「インフラ」分野でいかに革新を起こせるかにかかっています。私たちは宇宙の総合インフラ会社として、宇宙への敷居を下げ、使い道を広げていきます。それにより、持続可能な地球の未来を、宇宙を通して実現します。
ACHIEVEMENTS実績
18 ロケット製造・
打上げ実績
44 パートナー企業
NO.1 アジア初の民間企業単独
による宇宙到達 ※液体燃料ロケットでの実績
HISTORYはじまりは風呂場から
全国の宇宙好きが集まって、民間による低価格の衛星打上げが可能な最小ロケットの検討をスタートしたのが始まりです。結果、数十グラムの衛星を軌道投入する打上げ重量数百kgの小型ロケットのコンセプトに至ったことが現在のロケット開発につながっています。当初は試験設備などなく、メンバーが住むアパートの風呂場で最初のロケットエンジン試験を繰り返し、その後、拠点を北海道赤平市へ。そして現在は北海道大樹町で、今も続く夢を追いかけています。
- 2005
インターステラテクノロジズの前身となる民間宇宙開発を目指す組織「なつのロケット団」を結成
- 2011
北海道大樹町にてロケット打上げ試験を開始
- 2013.1
インターステラテクノロジズ事業開始
- 2017.7
観測ロケットMOMO初号機打上げ
- 2018.6
観測ロケットMOMO2号機打上げ
- 2019.5
「宇宙品質にシフト MOMO3号機」が国内民間として初の宇宙空間到達
観測ロケット「ペイターズドリーム MOMO4号機」打上げ
- 2020
小型人工衛星打上げロケット「ZERO」エンジン燃焼試験実施
観測ロケット「えんとつ町のプペル MOMO5号機」打上げ
- 2021.7
観測ロケット「ねじのロケット(MOMO7号機)」「TENGAロケット(MOMO6号機)」が2機連続で宇宙空間到達
- 2022.9
小型人工衛星打上げロケット「ZERO」の発射場着工
OUR TEAM私たちのチーム
稲川 貴大 TAKAHIRO INAGAWA
代表取締役 CEO
東京工業大学大学院機械物理工学専攻修了。学生時代には人力飛行機やハイブリッドロケットの設計・製造を行う。修士卒業後、インターステラテクノロジズへ入社、2014年より現職。経営と同時に技術者としてロケット開発のシステム設計なども行う。他役職:北海道科学大学客員准教授
受賞歴:宇宙開発利用大賞 内閣府特命担当大臣(宇宙政策)賞(2020) 、ものづくり日本大賞 経済産業大臣賞(2023)
代表取締役 CEO
稲川 貴大
TAKAHIRO INAGAWA
中山 聡 SATOSHI NAKAYAMA
取締役 VP of Launch Vehicle
大学院修了後、三菱プレシジョンに入社。ロケットや衛星等の搭載機器開発に12年間従事。基幹ロケット含む国内主要ロケットに搭載される航法センサ開発ではプロジェクトマネージャを担当。2021年1月にインターステラテクノロジズ入社、アビオニクス開発、信頼性設計、品質保証を担当し、同年9月から開発部ゼネラルマネージャー。2024年5月より現職(衛星開発部長兼務)。
取締役 VP of Launch Vehicle
中山 聡
SATOSHI NAKAYAMA
熱田 圭史 KEIJI ATSUTA
取締役 COO
九州大学大学院航空宇宙工学専攻修了。三菱商事において自動車関連の海外営業・事業投資を担当。海外駐在時は投資した子会社に出向し、経営企画・戦略立案に従事。その後、フロンティア・マネジメントにおいて主に食品製造業・外食産業の中小企業を中心に中長期戦略策定・実行支援等に従事。2022年1月にインターステラテクノロジズに入社、事業開発、経営企画、PR・マーケティングを担当し、2024年5月より取締役 COO。
取締役 COO
熱田 圭史
KEIJI ATSUTA
辻 高広 TAKAHIRO TSUJI
取締役 CFO
東京大学経済学部経営学科卒業。日本政策投資銀行(DBJ)にて宇宙・航空分野の投融資を中心に12年勤務。重工メーカー所管、小型ロケット企業での海外事業開発・管理部門兼任、オランダ金融機関(ING)本社勤務を含め、 グローバルな実務から地域創生まで従事。2022年にHR-Rocketを創業し、宇宙機関・宇宙系スタートアップを中心に人的資本や資金面で伴走支援。2023年4月から資金面のアドバイザーとしてインターステラテクノロジズに参画・伴走し、2024年5月より現職。
取締役 CFO
辻 高広
TAKAHIRO TSUJI
池本 和史 KAZUFUMI IKEMOTO
プロジェクト室 システムマネージャー
東京工業大学大学院修了後、
株式会社本田技術研究所でエンジンのテストエンジニアとして勤務。2018年、インターステラテクノロジズに転職し、「MOMO」では誘導制御設計および飛行解析を担当。「ZERO」ではロケット全体の設計解析を担当するシステムマネージャーを務める。
プロジェクト室 システムマネージャー
池本 和史
KAZUFUMI IKEMOTO
遠藤 瞳 HITOMI ENDOH
推進グループ マネージャー
北海道大学大学院にて燃焼工学を専攻。修了後は造船業にて施工管理を行うも、生まれ育った北海道にUターン転職。ガスジェネレータ、ロケットエンジン用インジェクタに知見を持ち、推進グループマネージャーを務める。
推進グループ マネージャー
遠藤 瞳
HITOMI ENDOH
山中 翔太 SHOTA YAMANAKA
ターボポンプグループ マネージャー
東京大学卒業、大学院修了後、株式会社IHIエアロスペースでロケット開発6年。イプシロンやSS-520等のロケット全体設計、飛行安全、生産技術を経験。
ターボポンプグループ マネージャー
山中 翔太
SHOTA YAMANAKA
山岸 尚登 NAOTO YAMAGISHI
機構・構造グループ マネージャー
電気通信大学大学院修了後、本田技研工業株式会社で量産・レース用二輪車の設計に13年間携わり、大型二輪用電子制御スロットルシステムの開発リーダーなどを務める。2020年12月にインターステラテクノロジズ入社、MOMOの機構系設計、艤装設計を担当したのち、2023年から機構系・構造系設計のマネージャーを務める。
機構・構造グループ マネージャー
山岸 尚登
NAOTO YAMAGISHI
小谷 将太 SHOTA KOTANI
生産技術グループ マネージャー
北海道の工業高校を卒業後、乳業メーカーにて勤務。生産管理や機械オペレーターとしてのスキルを別分野で活かしたいと想い、2020年にインターステラテクノロジズ入社。現在は生産技術、製造、組立、設備、品質検査系のマネージャーを務める。
生産技術グループ マネージャー
小谷 将太
SHOTA KOTANI
片桐 哲 TETSU KATAGIRI
人財開発グループ マネージャー
立命館大学卒業。パーソルキャリア株式会社に入社後、株式会社MTGのSIXPADブランドの採用責任者として従事。その後、株式会社Libryの採用責任者として勤務し、2022年7月から現職。
人財開発グループ マネージャー
片桐 哲
TETSU KATAGIRI
榊 和樹 KAZUKI SAKAKI
プロジェクト室
東京大学大学院にて液体ロケットエンジンの燃焼に関する研究に従事。学位取得後に宇宙航空研究開発機構に入社し、H3ロケット上段エンジンの開発、LNG推進系の研究、次期基幹ロケットの総合システム研究を担当。2023年4月にインターステラテクノロジズに入社し、エンジン・推進系システムの開発を担当。
プロジェクト室
榊 和樹
KAZUKI SAKAKI
森岡 澄夫 SUMIO MORIOKA
シニアフェロー
大阪大学大学院基礎工学研究科修了。博士(工学)。NTT、日本IBM、Sony、NECの各研究所において学術研究やプレイステーションポータブルなどの有名製品開発に16年間従事。Sony MVP 2004など受賞。その後ロンドンに4年間駐在、Imperial College LondonおよびNEC Europeで研究・経営企画・新事業開発。2016年よりインターステラテクノロジズに参画し、搭載コンピュータ系の研究開発や社内体制構築などをリード。
シニアフェロー
森岡 澄夫
SUMIO MORIOKA
COMPANY PROFILE会社概要
会社名 | インターステラテクノロジズ株式会社 |
---|---|
事業開始 | 2013年1月 |
資本金 | 10億8,975万円 |
メンバー数 | 206名(2024年11月現在) |
役員 | 代表取締役 CEO 稲川 貴大 取締役 VP of Launch Vehicle 中山 聡 取締役 COO 熱田 圭史 取締役 CFO 辻 高広 取締役 堀江 貴文 社外取締役 瓜生 憲 社外取締役 武智 聡 社外取締役 丹下 大 社外取締役 村上 輝夫 |
事業内容 | ロケットの開発・製造・打上げサービス |
本社 | 〒089-2113 北海道広尾郡大樹町字芽武149番地7 |
本店 | 〒089-2113 北海道広尾郡大樹町字芽武690番地4 |
拠点一覧 | 東京支社 〒135-0016 東京都江東区東陽6丁目3番2号 イースト21タワー6階 福島支社 〒975-0036 福島県南相馬市原町区萱浜字巣掛場45番245号 南相馬市産業創造センター 帯広支社 〒080-0010 北海道帯広市大通り南33丁目2 室蘭技術研究所 〒050-8585 北海道室蘭市水元町27-1 室蘭工業大学 地方創生研究開発センターT207室 本社工場 〒089-2113 北海道広尾郡大樹町字芽武149番地7 第一・第二工場 〒089-2113 北海道広尾郡大樹町字芽武690番地4 浦安工場 〒279-0002 千葉県浦安市北栄4丁目28番21号 |
取引銀行 | 三菱UFJ銀行 北洋銀行 帯広信用金庫 他 |