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北海道大学とインターステラテクノロジズ株式会社が共同研究を始めました

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北海道大学大学院工学研究院(北海道札幌市北区北13条西8丁目、研究院長:瀬戸口剛)と、北海道大樹町のロケット開発ベンチャー企業、インターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役社⻑:稲川貴⼤)は、観測ロケット「MOMO」(以下MOMO)用ノズルの浸食作用に関する共同研究を 2021年11月1日に開始しました。共同研究により、MOMOのさらなる能力向上と性能の安定化を図ります。

共同研究に至った経緯

インターステラテクノロジズ株式会社が開発・製造しているMOMOは、2021年7月に2機連続で宇宙空間に到達し観測ロケットとして実績を積んでいますが、ロケットエンジンノズル内部に使用しているグラファイト製インサートがエンジン燃焼中に不均一に侵食する事象が発生し、推力の低下や推力軸の傾きなどの影響を及ぼしています。
北海道大学大学院工学研究院宇宙環境システム工学研究室(教授:永田晴紀)は、ロケット用グラファイトノズル浸食のメカニズム研究で世界的にも多くの実績と豊富な知見を有していることで知られており、共同研究により、本事象の要因を特定し、浸食を抑制することを目指します。

共同研究の内容

インターステラテクノロジズ株式会社はMOMO開発過程で得られた試験データを、宇宙環境システム工学研究室に提供、同研究室にて解析し、浸食を抑制する手立てを検討します。期間は2021年11月1日から2022年3月31日までの5ヶ月間です。

▼プレスリリース https://drive.google.com/file/d/1ecHlqJY_fym6AsejASTkRawwnkc8Np9t/view?usp=sharing

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