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全産業参加型の宇宙開発プログラム「みんなのロケットパートナーズ」 道内有数の産業ガスメーカー エア・ウォーター北海道株式会社が加入
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インターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡大樹町代表取締役社長:稲川貴大、以下インターステラテクノロジズ)は、「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」というビジョンを掲げ、「世界一低価格で、便利なロケット」をコンセプトとして、観測ロケット「MOMO」と超小型人工衛星打上げロケット「ZERO」を独自開発・製造しているロケット開発企業です。
インターステラテクノロジズのパートナーシッププログラム「みんなのロケットパートナーズ」に新たにエア・ウォーター北海道株式会社(本社:札幌市中央区 代表取締役社長北川 裕二、以下エア・ウォーター北海道)が加入したことをお知らせいたします。2021年5月時点で 「みんなのロケットパートナーズ」の加入企業・団体・大学は全部で27社となります。
今後も、本プログラムの趣旨や当社の事業に共感・賛同いただける企業や団体を募集し、当社のみならず日本の宇宙産業全体の発展と国際競争力の向上に向け、邁進していきます。
【プレスリリース概要】
エア・ウォーター北海道は、1970年代から宇宙開発、ロケット開発に携わり、北海道内シェアトップの産業ガスメーカーとしてロケットの推進剤となる酸素やメタンなどの製造、貯蔵、運搬から使用方法に至るまでの豊富な知見と技術を保持しています。「みんなのロケットパートナーズ」では、エア・ウォーター北海道のノウハウを活かし、ZEROの燃料であるLNG(液化天然ガス、メタンが主成分)の供給や、ZEROのタンク製造等の開発に向けた技術・物資供給等で支援いただきます。
当社が本社を置く北海道では酪農が盛んであることから、SDGs・カーボンニュートラルなど環境問題や地域課題への解決のため、家畜の糞尿から取れるバイオガスを原料にして将来的にロケット燃料として地産地消することも検討しています。
■みんなのロケットパートナーズでの支援内容:
ZERO開発に向けた以下の技術・物資支援
・LNGおよび液体酸素のタンク製造に関する技術協力
・ロケット開発および打上げで活用するLNGおよび液体酸素等の供給