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「助っ人エンジニア制度」を活用し、日総工産株式会社からエンジニア1名の在籍出向受け入れを始めました

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宇宙輸送と宇宙利用を通じて地球の課題解決を目指す宇宙の総合インフラ会社インターステラテクノロジズ株式会社(本社:北海道広尾郡⼤樹町、代表取締役社⻑:稲川貴⼤、以下インターステラテクノロジズ)は2023年10月より、総合人材サービス業の日総工産株式会社(本社:神奈川県横浜市、代表取締役社長執行役員:清水竜一、以下日総工産)から研究開発エンジニア1名の出向受け入れを始めましたので、お知らせいたします。出向期間は2年間で、機械・電気電子領域の試験などを担当いただきます。
インターステラテクノロジズは、企業・大学・研究機関等からエンジニア人材の在籍出向を受け入れる「助っ人エンジニア制度」を設けており、同制度を活用した受け入れは6社目となりました。インターステラテクノロジズは今後も、同制度を活用した人材受け入れに積極的に取り組み、日本の宇宙産業拡大や宇宙への参画機会提供に貢献してまいります。

”ものづくりの総合格闘技”ロケット開発で活躍する「助っ人エンジニア」

近年、企業に所属しながら⼀定期間、スタートアップ企業に出向して働くというレンタル移籍・在籍型出向の仕組みが話題となっています。出向元にとっては、前例や正解がなく主体的に道を切り拓いていくスタートアップ企業で働くことで、新たな視点や経験を獲得する人材育成の側面が期待できます。⼀⽅、スタートアップ企業にとっては、⼈材不⾜の解消や、⼤企業ならではの仕組みやノウハウの吸収といったメリットがあります。
インターステラテクノロジズでは2020年4⽉に「助っ⼈エンジニア制度」を始め、これまでにトヨタ⾃動⾞株式会社、古河電気⼯業株式会社、日揮株式会社、トヨタ自動車北海道株式会社、萩原建設工業株式会社の5社から累計9名を受け入れてきました。出向いただいたエンジニアは”ものづくりの総合格闘技”と言われるロケット開発において、エンジン開発やロケットシステム開発、生産技術、設備設計など幅広い領域で活躍いただいています。

メカトロニクスグループで機械・電子領域の試験などを担当

日総工産は自動車・半導体・電子部品を中心とした製造業向けエンジニアを全国の自社教育訓練施設で育成し、国内の製造メーカーに派遣しています。インターステラテクノロジズは同社と2022年11月より、人材活用でのパートナーシップ協定を締結しており、今回の制度活用を通じて、両社間のさらなる人材交流の活性化につなげることを目指します。
出向いただくのは建設用車両メーカーの品証部門において電気・電子部品の解析評価等の専門的知識・経験を必要とする専門業務を10年以上経験してきたエンジニアで、インターステラテクノロジズでは機構部品などを扱うメカトロニクスグループに所属いただき、機械・電気電子領域の環境試験などに携わっていただきます。

出向エンジニア 久保 将平 様 コメント

最先端でもあり、「ものづくりの総合格闘技」と言われるロケット開発の現場に携われることを光栄に思っています。これまでの経験を活かせること、これから自身のスキルが拡がることを楽しみに、頑張ってまいります。

日総工産から出向いただくエンジニアの久保将平様と代表取締役社長執行役員の清水竜一様(右から)

日総工産株式会社 様 コメント

さまざまな業種の製造ラインで培ってきた技術をインターステラテクノロジズ社の開発・製造過程で活かすことは、インターステラテクノロジズ社の「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」というビジョンの実現に資するものと期待しています。
当社におきましても、宇宙関連産業の開発・製造過程に携わることは、これからの事業にとって重要な項目となるエンジニア人材サービスの領域を拡大することにつながり、さらには、社員のキャリアアップの新たな選択肢を増やすことであり、当社のミッションである「働く機会と希望を創出する」ものとして考えています。

▼プレスリリース 20231010_日総工産株式会社様から「助っ人エンジニア」

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