衛星研究開発部の発表論文が世界最大の航空宇宙学会である「2025 AIAA SciTech Forum」にてAwardを受賞しました

インターステラテクノロジズは、2025年1月6日～10日に米国フロリダ州で開催された、世界最大の航空宇宙学会である「2025 AIAA SciTech Forum」にて人工衛星の研究開発に関する論文の共同発表を行い、Best Student Paper Finalist Awardを受賞しました。

受賞者　高橋 勇多（東京工業大学、インターステラテクノロジズ）コメント
「数万機の人工衛星によるフォーメーションフライトを一括制御するのは、膨大な計算時間を要するため困難です。これに対して本研究では、各衛星が独立に意思決定や危険予測を行うことで、計算時間を著しく短縮した効率的制御システムを考案しました。この技術は、現在、ISTが研究開発中の通信用フォーメーションフライトに対する組み込み検討が行われています。」

■発表題目： “Distance-based Relative Orbital Transition for Palm-Sized Satellite Swarm with Guaranteed Escape-Avoidance（距離に基づく衛星群の相対軌道遷移と脱出回避保証）” （https://arc.aiaa.org/doi/10.2514/6.2025-2068）
■発表者：高橋 勇多（東京工業大学、インターステラテクノロジズ）
■共著者：沈 彗央（総合研究大学院大学）、坂井真一郎（JAXA宇宙科学研究所）
■イベントウェブサイト：AIAA SciTech Forum 2025 (https://www.aiaa.org/SciTech)